えー、どうも。連絡を確認しないことに定評のあるニワトリでございやす。
交換日記2回目にして、早速謝罪から入らせて頂きます。
面白いくらい連絡を見ておらず、交換日記を回されていることに気付かずに遅れてしまいました。大変申し訳ございません!てへっ。
ということで、今回は私が筆を取らせて頂きます。
とは言っても、このご時世。
外に出ることも出来ずに話のネタが全くもってございません。
私の1日といえば、起きて飯を食いゲームをし、気がつけば朝となり眠りにつく。そして昼に起きて飯を食いゲームをし、、、の繰り返しでございます。
えぇ、言われなくても皆さんが言いたいことは分かっております。
私はただ今、絶賛ニートでございます。
それも少し弁明させてください。
怖いことに今、何に対してもやる気が起こらないんですよ。外に出ないと人間こうなるんですねぇ。(まぁ、言い訳なんですけれども。)
しかしあろうことか、好きな漫画や小説を読むことすら億劫になり、映画やアニメといった長い動画も全く見れないんですよ。
どうにも途中で疲れちゃって。
自分の好きなことすら出来ないのは流石にまずいなぁ、と思うんですけども。
気晴らししようにも、外に出ることが怖いんだよなぁ。
ここからいつも通り話は脱線し始めていきますが、
普段「何か面白いことないかなぁ」「何か刺激的なことはないかなぁ」と人間誰しも思ってしまうことがあると思います。
特に代わり映えしない毎日を送っていると尚更非日常を求めるものです。
例えば、
「学校に不審者が侵入!僕ならどうする?」
「街に宇宙人が攻めてきた!私に戦う能力が!」
なんて、厨二病を拗らした方なら絶対に通る道のはず!
でも実際に勃発してしまえば、何も出来ないんですよね。
所詮フィクションの妄想はフィクションでしかないわけで。
ヒーローになるべく不審者に立ち向かえばただ被害を増やすだけの蛮勇と化し、当然戦う為の異能力なんて急に授かったりはしない。
そんな時の私たちはただのモブであり、物事が解決するように願い、静観するしかない。
そして、今までの何気ない日常が一番幸せだったと改めて気がつくんだなと。
今まさに何も武器を持ってない私にできることも、ただ家に引きこもる事だけなんですよねぇ。およよ。
さて、根暗で卑屈な物書きを致しましたが、こんな暗い話はまぁサッと読み飛ばしてもろて。
私も何か紹介でも出来ればなぁと思ったのですが、
何も紹介するものが無ぇ、、、。
そうですねぇ、それなら私からは少し小説のご紹介を。もしかしたら知っている方もいるかも知れません。
失った日常の幸せ、ということで、
『都市伝説セピア』という短編集の一作品、「昨日公園」という作品でございます。
こちらは、とある公園で遊んでいる親子のお話でございます。
お父さん(遠藤)は息子(翔一)から「この公園には幽霊がいるんだ」と聞き、少し昔を思い出します。それは親友を事故で失った記憶でした。
三十数年前、遠藤が小学生の時。
この公園で友人であったマチとキャッチボールをし、次の日も遊ぶ約束をして夕方に別れました。しかしその帰り、マチはタクシーに轢かれて亡くなってしまいます。
その知らせを聞き、悲しみに囚われながらも次の日に、遠藤はふらりとマチと遊んでいた公園に立ち寄りました。
すると、公園から勢いよくボールが飛び出してきます。
それは、間違いなく昨日キャッチボールをしていた自分自身のボールでした。思わず遠藤は公園の方に目をやると、公園にはマチが立っていました。
どうやら、公園に足を踏み入れた瞬間に昨日に戻っているようです。同時に遠藤は、今ならマチを救えるのではないかとも思いました。
しかし、現実は非情でした。
助けたと思っても、また新たな悲劇でマチが死に、また昨日に戻ってやり直そうとも別の原因でマチは死んでしまう。それも、さらにマチの家族をも巻き込むほど。
繰り返せば繰り返すほど被害が大きくなっていきます。
そこで、遠藤は一つの決断をしました。
、、、おっとこれ以上はネタバレですかね。まぁ、ここまで言ってしまえば自ずと答えは分かりますかね。
でも、物語には更にとんでもな先があるんですよ、、、。
とにかく鳥肌と涙が止まらない最高すぎる作品となっているので、是非ご購入頂いて。もう、本当にマジで最高なんで、ずっと鳥肌立ってたんで(語彙力皆無)
勿論、他に収録されているお話もめっちゃくちゃ面白いんで。
てなわけで、私はこの辺りで失礼させて頂きます。駄文長文失礼いたしやした。
ほな。
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